アルバムに想いと願いを

【詳細】

　コンビ３周年記念日のことを考えていて思いついたお話。

　『HPに載せた作品１００作品目は自分たちにちなんだもの』

　ということにもこだわりたくて。　

　性別不問

　人称変更〇

　語尾改変〇

【あらすじ】

　出会ってから３年…たくさんの思い出が出来て

　感謝と想いを…

素敵な思い出の詰まった宝箱をあける。

1番上には、思い出を切り取ったアルバムがある。

めくりながら、思い出す。

出会ったのは偶然。

私が書いていなければ、貴方が読んでいなければ、起きなかった奇跡。

そして、色んな話をしていて、共通点が多くて…欲しい言葉もくれる。

だから、お話に取り入れたものもたくさんある。

今、振り返るとちょっと恥ずかしいなぁと思うようなこともあるけど

それでも、当時の私は、形に残しておきたかったんだと思う。

人はいつか、忘れてしまうものだから。

時があっという間に過ぎて、喧嘩もしたし、すれ違いもたくさんして…

それでも、傍に居てくれたことに、どれだけ感謝したから分からない。

気づいたら、3年も経っていて、知り合いもたくさん増えて。

少しずつ変わりはじめている。

あなたは演じる人として、私は書く人として…

それぞれの道の幅を広げるため。

根本は変わらないのかもしれない。

でも、ほんの少しずつ、歩む方向も優先順位も変わっていると思う。

だけど、最終的に交わり、いい方向に進めたらいいなぁ。

そう思いながら、アルバムを閉じる。

出会った時から、貰ってばかりで、支えられてばかりで

何もお返しが出来てないから、いつか、お返しが出来るように。

何よりも、これからも、一緒に楽しめますように。

これは、私のわがままな願い。

（終わり）