願いを込めて、想いを綴る


≪詳細≫

言葉は思いやることも傷つけることもある。

そんな想いを形にしたくて書きました。

およそ5分くらいになります。


≪あらすじ≫

言葉は便利だけど、傷つけることもあって…


≪登場人物≫

言葉の大切さを語る人。



何か起きる度にいつも思う


『私は何も出来ないなぁ』

『無力だな』


人は万能ではないし

出来ることに限りがあるのも分かっている。


だけど、大切な人が苦しい時、辛い時は

何とかしたいと思うのも、また、人だと思う。



私にはこうして言葉を紡ぎ、綴り

声にして伝えることしか出来ない。


それは、自己満足なだけで何の解決にも至れない。


そして、それは時に

誰かを傷つけることにもなるかもしれない。


言葉は諸刃の剣だから。


文字で感じる気持ちと声にした時の気持ちは

伝わり方が違う。


自分は優しく言っているつもりでも

相手にはきつく感じることもある。


反対に怒っているつもりなのに

それが伝わらないこともある。


伝わり方が変わるからこそ、丁寧に使わなければいけない。


たった一言、されど一言。


文字を綴り間違えた、言い方を間違えただけで

今までのことがなかったことになってしまう程の傷を

相手に与えてしまうのだから。


今もこうして綴りながら、語りながら

誰かを傷つけるかもしれないと思う。


それでも、無力な私に出来ることは

言葉を紡ぎ、綴り、読んで伝えることだけ。


そしてもし、傷つけてしまった時には

素直に謝れる人になろう。


私の紡いだ言葉は私が責任を持つべきだから。



どうか、この想いが大切な方に伝わりますように。

これからも願いを込めて、私は想いを綴る。



(終わり)

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