空(そら)


≪詳細≫

天候と感情をリンクさせたようなお話。

およそ5分くらいとなります。


≪あらすじ≫

晴れた空は心晴れやかな日に似ている。


≪登場人物≫

天候と人の心を重ねて、語る人。


空は広く、様々な天候がある。

青空、曇り空、雨空…

すべて、人の心に似ていると思う。


青空は澄んでいて、心地よい。

曇り空は少し暗くて重い。

雨空は悲しくなる。


人の心は、青空のように晴れやかな時もあって

曇り空のように少し沈む時もあって

雨空のように切なく悲しい時もある。


きっと、空は誰かの心を映している。


(少し間をあける)


さて、もう少しだけ、私の中での、それぞれの空と

それぞれの心をイメージしながらお話ししましょうか。


晴れた空。

雲一つない青空は、空気が澄んでいて心地よく

心は晴れやか。

そんな日に出掛けると

楽しさも増すような感覚になる。

そして、出掛けず日差しを浴びるだけでも

ポカポカとした陽気には癒されたり。


曇り空。

どんより雲が多めのその空は、少し重くて

心は少し暗くて沈みそうになる。

そんな日は、その日あった出来事で

嬉しいことを思い出す。

何とか気持ちを軽くするために。


雨空。

雨を降らせる空は、悲しい。

辛いことがあった日に雨空が重なると切なさも増す。

そして、泣いているのを誤魔化すように

そっと雨空に託してみたり。


私はこんなイメージを持っています。


(少し間をあける)


貴方は今、どんな気持ちですか?

ぜひ、貴方の言葉で

空と気持ちを表現してみてください。


そして、晴れた空でも、曇り空でも、雨空でも…

晴れやかな心でも、沈みそうな心でも

切なく泣きたい心でも…


どんな時でも、私は貴方の傍に居ます。

だから、好きな表現で想いを伝えてください。

空に想いを託して。



(終わり)

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