好きだよ。


≪詳細≫

こちらはバレンタインに個人企画で書いたものです。

バレンタインデーの思い出を語るお話。

およそ3分ほどとなります。


≪あらすじ≫

好きな人と付き合うことが出来たきっかけを振り返る女性のお話。

「私は、あなたが好き」


≪登場人物≫

女性:思い出のバレンタインを振り返る人。


なんとなくであげたチョコ。

それを食べてるあなた(君)の横顔を見ながら当時を思い出した。


最初に好きだって言ってくれたのは

あなた(君)だった。


ねぇ、あなた(君)は覚えてる?

当時、チョコ食べる?って何気なく言ったの。

そしたら、ちょうどバレンタインデーだった。


「チョコくれたし」とか言って

「前から君が好き」って。

あなた(君)は私に告白した。

正直、驚いた。

あなた(君)が私のことを

好きだなんて思っていなくて。

でも、嬉しくて…


それからずっと、あなた(君)は

私のことを好きって言ってくれる。

でもね?私の方があなた(君)のことが好きなの。

周りはあなた(君)のことを

どう思っているのか分からないけれど

私はどんなあなた(君)も好き。


例えば?


好きなことに取り組んでいる姿も

一緒に居て、優しく声を掛けてくれるところも

一途に想ってくれるところも

どんな姿のあなた(君)も、私は好き。


いい所ばかりじゃないか?って。


そうかもしれないね。

でも、好きな気持ちを伝える時に

悪い所は言わないでしょ?

もちろん、悪い所もあるけれど…

それを含めて好きなの。

だけど、私は気持ちを伝えるのが苦手だから…


いつも面と向かって言えない。

だって、恥ずかしいから。

でも、今日は素直に言うよ。

思い出のバレンタインデーだから。


私は、あなた(君)が好き。



(終わり)

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