花言葉(3月ver)


≪詳細≫

花が好きで、誕生花というものが素敵だと思って書きました。

配信媒体によって読み方は変わると思いますが

今回は、連続読みはしないことを前提の内容になっております。

およそ5分くらいになります。


≪関連作品≫

『花言葉シリーズ』※全12話


≪あらすじ≫

あなたは誕生花を知っていますか?


≪登場人物≫

語り手:花・花言葉を紹介する人。



語り手:あなたは、誕生花を知っていますか?

語り手:『誕生石は知っているけれど、花もあるのか』と思った方が多いかもしれませんね。

語り手:誕生月に関係していて、皆さんが知っているものだと、誕生石が有名ですかね?

語り手:誕生石は、その名の通り、誕生月のイメージにもなっている宝石のことです。

語り手:ですが、ここでは皆さんに、プレゼントにもしやすい

語り手:『花』にある『花言葉』をお伝えできればと思っています。


語り手:今回は春の月、三月の誕生花をご紹介しようと思います。


語り手:皆さんは、三月というと何を思い浮かべますか?


(少し間をあける)


語り手:私は『旅立ち』『ホワイトデー』などでしょうか。

語り手:三月は一年の終わりと新たな出会いに向けた時期、なんてこともありますし。

語り手:そして、暦の上では春へ向かうの季節でもありますよね。


語り手:では、三月の花はどうでしょうか?


(少し間をあける)


語り手:私は『桃』『蓮華草(れんげそう)』などでしょうか。

語り手:三月になると見頃になる花というイメージの花を上げてみました。


語り手:さて、色々イメージはあると思いますが

語り手:今回は三月の誕生花になっている二つの花のお話を。


語り手:まずは、先ほども上げましたが…

語り手:皆さんのイメージにもあるであろう『蓮華草(れんげそう)』です。

語り手:この花の花言葉は『心が和らぐ』『私の幸福』などです。

語り手:心が和らぐという花言葉は、蓮華草の根には薬効成分があることから

語り手:服用することで痛みを和らげていたことに由来すると言われています。

語り手:蓮華草の花や茎、特に根は漢方に効果的なため

語り手:癒しの花言葉がいくつもあります。

語り手:また、この花は西洋では

語り手:『あなたと一緒なら苦痛が和らぐ』という花言葉があります。

語り手:これは昔から蓮(はす)の花は極楽浄土に咲く花と言われていて

語り手:その花に似ているため、苦しみから解放してくれるような花であることが

語り手:由来だそうです。

語り手:身近な大切な方に、花束にしてプレゼントしてみてはいかがでしょうか。


語り手:続いては…『花海棠(はなかいどう)』をご紹介します。

語り手:この花の花言葉は『艶麗(えんれい)』『温和』『美人の眠り』などです。

語り手:『艶麗(えんれい)』『美人の眠り』は

語り手:その昔、唐の玄宗(げんそう)皇帝が、ほろ酔いで眠そうにしている楊貴妃を見て

語り手:「海棠の眠り未だ足らず」と言ったので

語り手:海棠は中国では眠花とも呼ばれているそうです。

語り手:また、日本でも昔から美人の形容に用いられており

語り手:憂いを秘めた美人が雨にぬれた海棠の花のように

語り手:うちしおれている可憐な様子を例えて「海棠の雨に濡れたる風情」と言うそうです。

語り手:そして、楊貴妃自身もお気に入りの花だったとされ

語り手:艶(あで)やかに美しい楊貴妃に愛された花とも言われています。

語り手:そんな花海棠は、花姿が桜に似ていて、春の訪れを感じられるお花なので

語り手:小さめの鉢植えでプレゼントするのがおすすめです。


語り手:いかがですか?

語り手:皆さんがよく目にする花、それぞれに意味があり、それを知った上で相手に贈る。

語り手:すごく素敵だと思うんです。

語り手:今回ご紹介したもの以外にも、調べると三月の花はたくさんあります。

語り手:あなたの気になった花の意味と共に

語り手:大切な人に想いを伝えてみてはいかがでしょうか。



終わり

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