花言葉(10月ver)
≪詳細≫
花が好きで、誕生花というものが素敵だと思って書きました。
配信媒体によって読み方は変わると思いますが
今回は、連続読みはしないことを前提の内容になっております。
およそ5分くらいになります。
≪関連作品≫
『花言葉シリーズ』※全12話
≪あらすじ≫
あなたは誕生花を知っていますか?
≪登場人物≫
語り手:花・花言葉を紹介する人。
語り手:あなたは、誕生花を知っていますか?
語り手:『誕生石は知っているけれど、花もあるのか』と思った方が多いかもしれませんね。
語り手:誕生月に関係していて、皆さんが知っているものだと、誕生石が有名ですかね?
語り手:誕生石は、その名の通り、誕生月のイメージにもなっている宝石のことです。
語り手:ですが、ここでは皆さんに、プレゼントにもしやすい
語り手:『花』にある『花言葉』をお伝えできればと思っています。
語り手:今回は秋の月、十月の誕生花をご紹介しようと思います。
語り手:皆さんは、十月というと何を思い浮かべますか?
(少し間をあける)
語り手:私は『読書の秋』『ハロウィン』などでしょうか。
語り手:十月はイベント豊富な時期、なんてこともありますし。
語り手:そして、暦の上では秋の季節でもありますよね。
語り手:では、十月の花はどうでしょうか?
(少し間をあける)
語り手:私は『桔梗(ききょう)』『ガーベラ』などでしょうか。
語り手:十月になると見頃になる花というイメージの花を上げてみました。
語り手:さて、色々イメージはあると思いますが
語り手:今回は十月の誕生花になっている二つの花のお話を。
語り手:まずは、先ほども上げましたが…
語り手:皆さんのイメージにもあるであろう『桔梗(ききょう)』です。
語り手:この花の花言葉は『永遠の愛』『気品』などです。
語り手:『永遠の愛』は、その昔、恋人を一生待ち続けた若い娘の物語から由来し
語り手:『気品』は、紫色が高貴な色とされていることから付けられたそうです。
語り手:秋の七草としても知られているこの花は
語り手:色鮮やかなので花束としてプレゼントするのがおすすめです。
語り手:続いては…『紫苑(シオン)』をご紹介します。
語り手:この花の花言葉は『追憶』『君を忘れない』『遠方にある人を想う』などです。
語り手:『追憶』『君を忘れない』は
語り手:今昔物語集にある父の死を悼む(いたむ)兄弟の物語に由来します。
語り手:『遠方にある人を想う』も今昔物語に由来はするのですが
語り手:こちらは解釈違いから来ています。
語り手:今昔物語では亡くなった父親を偲(しの)んでいますが
語り手:物理的に会うのが難しい人という解釈から
語り手:大切な人のことを『忘れない』ためという意味が込められています。
語り手:紫苑(シオン)は今昔物語集から由来している花ということもあり
語り手:仏花として用いられることが多い花です。
語り手:しかし、遠くに住んでいる大切な方に
語り手:アレンジメントフラワーや紫苑色と言われる色を使った雑貨と一緒に
語り手:生花の花束をプレゼントするのがおすすめです。
語り手:いかがですか?
語り手:皆さんがよく目にする花、それぞれに意味があり、それを知った上で相手に贈る。
語り手:すごく素敵だと思うんです。
語り手:今回ご紹介したもの以外にも、調べると十月の花はたくさんあります。
語り手:あなたの気になった花の意味と共に
語り手:大切な人に想いを伝えてみてはいかがでしょうか。
(終わり)
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