大切な君に届けたい想い


≪詳細≫

遠くに行ってしまった友人へ届けたい想いを書きました。

およそ5分くらいになります。


≪あらすじ≫

これは君との思い出と想い


≪登場人物≫

大切な人との思い出を振り返る人。



君と知り合ったのは夏の頃…


向日葵の似合う、暖かい雰囲気をよく覚えている。


共通の知り合いが居て、色んな話をしたね。


蒼く澄んだ空の下や

夜空に瞬く星を見ながら

線香花火をしながら

思い出話をするひと時が凄く好きだった。


苦しいことも辛いことも

君はいつも抱え込んでいたけど

楽しいことや嬉しいことはすぐに教えてくれる。


君の大切な友人も同じ。

だからこそ、君は心配してたんだよね。


もしかしたら、今も心配しているのかな。


あれから、時が経って

色々な変化があったよ。


みんなで楽しくやってるのは変わらないけど。


(少し間を空ける)


君と離れてから

変化に戸惑うことも多いけど

きっと、君も遠くの地で頑張ってると

自分に言い聞かせながら

毎日を過ごすのが日課になりつつある。


時々、君の想いが籠った手紙を

読み返しながら笑顔を思い出している。


そうすると、自然と元気になれるから。


まだまだ、君との思い出に縋ってしまうけど

それでもいいと言ってくれる人たちが

そばに居てくれている。


だけど、時々、思ってしまうんだ。


君が離れてしまったのは

自分の思い描いた世界のせいじゃないかって。


そう思ったら

心が苦しくて…申し訳なくて…

 

だけど…

私の拙い言葉たちを

好きだと言ってくれた君の想いを

否定してしまっている気持ちにもなって。


だから、紡ぐことをやめずに

こうして伝えるために

綴り続けているんだと思う。


今までもこれからもずっと

大好きで可愛い妹のように思ってる君に

いつか、届くように。


祈りの詩のように、奏でられるような言葉…


そんな言葉をこれからも紡いでいきたい。



(終わり)

0コメント

  • 1000 / 1000

chao's book

chaoのシナリオを投稿しております。 一人読み・二人読みがメインとなっており、ジャンルは主にラブストーリー系、日常系となっております。 また、使用に関しましては別途ご確認ください。