大切だからこそ、遠くでも

【詳細】

　２０２４年でライターとして３年が経ち、久しぶりにバレンタインに合わせた個人企画を。

　ある１０個のタイトルの詩の中から選んで頂いたもので、お話を作成しています。

　今回の詩のタイトル【遠い】

　推奨BGM：冬景色(作：もっぴーさうんど様)

　目安時間：２分程度

　女性のみ　※当て書きのため、性別変更不可

　語尾改変〇　

【あらすじ】

　大切な家族が遠くで頑張ると決めたのなら、私は…

ずっと、君のことを見てきた。

あんなに小さいと思っていた君も

気付けば自分の足で歩いて、夢に向かって、まっすぐに進んでいる。

正直、少し寂しい気持ちもある。

だけど、それと同じくらい、君の成長を見ているのが楽しみでもある。

近くに居ると当たり前になるけど

離れると決まって、君の大切さ改めて感じたよ。

だから、一緒に居られるこの時間は

私にとって、本当に、かけがえのないもの。

君は『すぐに会える距離だよ』なんて言って

笑うのかもしれないけど…

実際に離れてしまうと、そんなに簡単ではない。

君には君の生活が、私には私の生活があるのだから。

だけど、これだけは忘れないでほしい。

「私にとって、君はずっと大切な子」

大切だからこそ、遠くでも、見守り続ける。

君の成長も、この先の人生も、私にとっては宝物だから。

（終わり）

SpecialThanks：寿瀬 様